書きたいことを、つらつらと。

日記のような何か。

差別ってなんなんだろう。

今日夢を見た。

夢だから支離滅裂。でもすごく衝撃的な夢。


女子トイレの前に顔は大人の男性だけど、体は小学生くらいの男の子が立っている。

そして私が入ろうとするとニヤニヤ笑いながらついてくる。

「ついてこないで」

そう言ってもついてくる。

気持ち悪い。もう一度強い口調でいう。

「ついてこないで!」

そう言うと、あちらは少し傷ついた顔をしてすごすご離れていった。


そうしてトイレの個室から出ると、メイクスペースで今度は別の女の人にその男の子が纏わりついていた。体は小学生でも顔は大人の男性…というかおじさんなのだ。私には酷い嫌悪感が生まれた。

だから叫ぶように彼のことを罵った。

「気持ち悪い!ここから出て行って!早く!」

勢いに任せて言った。

そうすると男の子は悲しみ、シクシクと泣き出す。

「そんな言い方酷いですよ」

男の子に纏わり付かれていた女性が私に言った。

いつのまにか女性は増えていて、私は囲まれていた。無数の冷たい目線に晒された。

————私は間違っている。

そう認識した。怖かった。

この男の子を許容しないといけない恐怖。

許容することが「普通」であると、多数の人から強要される恐怖。


恐ろしい。恐ろしい。


私は急いでその場から立ち去ったが、その後もズキズキと自分の胸が痛んだ。

彼に酷い言葉を言ってしまったことに、だ。

罪悪感が酷く私を苦しめた。でも、私は彼を許容することはきっとできない。気持ちが悪い。吐き気がする。


どうすることもできない絶望感のまま、私は目を覚ました。



というのが、今日の始まり。


私は最近「差別」について色々と自分の考えをまとめているところだ。

男女差別・性的マイノリティーへの差別・障がいのある方への差別……

まだまだ勉強段階だが、なんとか現状を良くする道を探している。



しかし、今日みた夢。

あの時の嫌悪感は酷く肌に残っている。

あの時の冷たい目線は夢から覚めた今も酷く突き刺さっている。



あの夢が何を暗示しているのかはわからない。

でも、「差別はいけない」と叫ぶだけでは何も変わらないし、それを個人へぶつければ暴力にもなり得るのだな、と感じた。